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旅行先や帰省先で子どもが医療機関にかかった場合の医療費は?

旅行先や帰省先で子どもが医療機関にかかった場合の医療費は?

早いもので今年もあとわずかになりました。

今年も本当にありがとうございました。

今年の年末年始は3年ぶりに旅行や帰省を計画している方が、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

もしも、旅先や帰省先で子どもが風邪やケガでクリニックや病院に受診した場合、医療費負担はどうなるでしょうか?

 

子どもの医療費助成制度は県をまたぐとどうなるの?

現在はどこの自治体でも、子どもの医療費助成制度があります。

子どもが一定年齢になるまでは、お住まいの自治体内のクリニックや病院で受給者証を見せると医療費の助成を受けることができるという制度です(「小児医療費助成制度○○市」と検索すると確認できます)。

しかし子どもの医療費助成制度は自治体独自の制度なので、県をまたぐと利用できません。

旅行や帰省で他県のクリニックや病院に受給者証を見せても大人と同じように窓口負担が必要になってしまいます。

ただしその後、地元の自治体に申請をすると他県のクリニックや病院の窓口で支払った医療費が戻ってきます。

 

申請には何が必要なの?

申請には領収書が必要です。(コピー・レシートは不可です)

「受診者氏名」

「領収額」

「保険診療点数」

「受診日」

「医療機関等の領収印」

が記載されていることを必ず確認しましょう。

申請には期限があります。自宅に戻ったらなるべく早く自治体に提出しましょう。

県外で受診した場合の手続きや必要書類についてお出かけ前に確認しておくと良いかもしれませんね。

 

診療時間外に病気になった場合「Q助」を利用してみよう

また、年末年始はかかりつけのクリニックも休みのことが多く、子どもが病気になったら救急車を呼ぶべきかどうか迷うことがあるかと思います。

そのような場合は、消防庁が公開している「Q助」を利用してはいかがでしょうか?

(子どもだけでなく大人も対象です)

画面上で症状を選んでいくと、

「今すぐ救急車を呼びましょう」

「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」

「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」

「引き続き、注意して様子をみてください」

と対処が表示されます。

「Q助」WEB版

消防庁・「Q助」紹介ページ

 

ゆっくりできる時に、将来の準備についても考えよう

今年は円安、インフレと経済的に大きな動きがありました。

年末年始には年金定期便や生命保険を確認して将来の準備について考えてみてはいかがでしょうか?

少し早いですが、良い年をお迎えください。

来年もよろしくお願いします。

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