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50年後の人口は8700万人に!
風薫る季節となりました。
2020年から私たちの生活を大きく変えた新型コロナもいよいよ今月から5類に変更され元の生活に戻りつつあります。
さて少子高齢化が課題と言われるなか、人口減少について大きな話題となったニュースが2つありました。
2022年10月時点の人口推計
一つは、総務省が先月発表した昨年10月時点の人口推計です。
これによると、総人口(外国人含む)は前年に比べ55万6千人減の1億2494万7千人と12年連続で減少、日本人は1億2203万1千人と75万人減少し、比較可能な昭和25年以降で最大となる落ち込みとなりました。
75万人というと福井県の人口と同じぐらいです。5年前の2017年からは広島県の人口と同じぐらいの約270万人の減少です。
将来推計人口
もう一つは、国立社会保障・人口問題研究所が公表した「日本の将来推計人口」です。
これによると2070年の人口は約8700万人。今と比べると約3700万人も減少、高齢化率(65歳以上の人の割合)は2020年の28.6%から38.7%に上昇すると予想されています。
50年かけて徐々に変化するとは言えどのような社会になるか少し不安ですね。
子ども未来戦略会議
そんななか、子ども未来戦略会議の女性委員が生後2か月の子どもをつれて会議に出席したことが話題になりました。
「パフォーマンスではないか」、「安心して預けることができないのであればその方が問題だ」等、批判的な意見がある一方、「前例を破ったことを評価したい)、という意見もありました。
活発な議論を通じて良い方向に進むことを期待したいですね。
人口問題は社会保障問題に直結します。
保険や年金の見直し、確認はしっかりとしておきましょう。
参考
(2ページに総人口、3ページに日本人の人口推移があります)