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最初に成人式が行われたのは埼玉県蕨市って知っていましたか?

最初に成人式が行われたのは埼玉県蕨市って知っていましたか?

1月13日は、成人年齢が18歳に引き下げられてから3回目の成人の日でした。
成人は18歳、記念式典は20歳という形式が定着してきた印象ですね。

現在の成人式の形が生まれたのは、戦後間もない1946年の埼玉県蕨町(わらびまち)(現在の蕨市)で開催された「青年祭」だそうです。

蕨市HPによると、1946年11月22日から24日まで開催された「成年式」には約100人の若者が来場し、町長や来賓の皆さんの激励に対し、若者たちも誓いの言葉で応えた、とあります。(当時は11月だったのですね)

全国に先駆けて行われた蕨市の成年式

「巳(み)年生まれ」と「新成人」の人口(総務省の統計トピックス)によると、今年の新成人(18歳)は109万人で、昨年の18歳と比べると3万人増加したようです。
参考サイト

人口問題において「増加」という言葉を目にするのは今や稀で、少しホッとする気持ちになりますが、4ページの表3「新成人人口推移」を見ると、楽観できる状況ではないことがわかります。

2023年に18歳になった人は、今年20歳となり、年金保険料の支払いが始まる世代です。
一方、1980年に20歳になった人は今年65歳となり、年金受給を開始する世代となります。

・1980年に20歳になった人:160万人
・今年20歳になる人:112万人

年金を受取る人数>年金を支える人数、この傾向が続くことは明らかです。

このような背景のもと、厚生年金保険料の「上限引き上げ」の議論が始まりました。
保険料は報酬額に比例して納付します。従来、月額報酬額が65万円以上の人は一律(例えば、月収が80万円の人も100万円の人も65万円として保険料を計算)でしたが、今後はこの上限額を75万円に引き上げることで、保険料収入の増加を見込むものです。

高額療養費の負担増も含め、比較的所得が高い人の負担増についての議論はますます活発化すると予想されます。

家計やライフプランの確認、そして将来への備えをしっかりとしておくことが重要となります。

保険や年金について気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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