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自転車事故で思わぬ高額賠償になることも
健康や環境への配慮から、またコロナ禍では「蜜」をさけるため自転車通勤、自転車通学が注目されています。
特にこの時期、自転車で風を切って走るのは気持ちが良いですね。
ところで5月は自転車月間と定められているのですがご存じですか?
(2017年5月施行の自転車活用推進法により)
活用推進法には、
「自転車は、二酸化炭素等を発生せず、災害時において機動的、 自動車依存の低減により、健康増進・交通混雑の緩和等に資するため計画的に推進していく」
と記されています。
最近よく見るシェアサイクルもこの一環なのですね。
環境にも健康にもやさしい自転車ですが、やはり気になるのは事故ではないでしょうか?
被害者にならないことはもちろんですが、加害者にならないように注意が必要です。
国土交通省「自転車事故の損害賠償に係る現状について」には高額賠償事例が紹介されています。
(資料8ページ目。ページ番号7ページ)
https://e-letter-jp.com/servlet/front?id=25421&uc=9ng20.nmsp4.73qap3ikqmti.konw2gfg
これによると、最も高額な賠償額は、9,521万円。
男子小学生(11歳)が夜間、歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は重度の傷害を負い、意識が戻らない状態となりました。
11歳の子供が1億円近い高額賠償の加害者になりえる、というのが自転車事故の怖いところです。
対自動車を含めた事故原因で最も多いのは、出会い頭での衝突です。
信号がない交差点は特に注意が必要ということですね。
環境や健康のための自転車通勤・自転車通学が事故につながらないようにしっかりと注意して上手に利用したいですね。
また自転車保険の加入状況も忘れずに確認しておきましょう。
医療や万一のための保障、老後資金の準備などお気軽にお問合せください。