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「キキクル」って知っていますか?

「キキクル」って知っていますか?

9月1日は防災の日です。

1923年9月1日に起こった関東大震災に由来します。またこの時期は大型台風の被害も多いので防災意識を高めるため、1960年にこの日を「防災の日」と定めました。

最近は台風でなくても集中豪雨による被害も多くなっています。避難経路、備蓄、家族との連絡方法、ハザードマップなどをしっかり確認しておきましょう。

「キキクル」はご存知ですか?

ところで「キキクル」はご存知ですか?

「キキクル」は土砂災害、浸水災害、洪水災害それぞれのリスクの高まりを地図上に色分けして表示し、どこで危険度が高まっているのかをリアルタイムで確認できるようにした、気象庁が提供しているサービスです。

地図上に表示される色が「黄」→「赤」→「紫」と危険度が増していき、「黒」になると重大な災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況を表しています。

平成30年の広島の豪雨時の「キキクル」の色と道路の様子を見ると、避難の判断を間違うと命が危険にさらされることがよくわかります。薄紫のまだ歩いて避難できるときからわずか1時間で、道路が川のようになり車が流されるまでになってしまうのです(下記気象庁の啓発チラシの3ページ)。

いざというとき慌てないために「キキクル」をスマートフォンのホーム画面に追加しておくといいでしょう。また、プッシュ通知の設定もできるので、河川の近くや土砂災害の恐れがある地域にお住まいの方にはお勧めします。

被害状況を記録を記録しておこう

命は守れても、家屋等が被害にあうこともあるかもしれません。大切な自宅や職場が被害にあうとショックで何から手を付けてよいかわからなくなってしまうと思いますが、まず最初にすることは被害の様子を写真に撮ることです。

被害状況を記録することで罹災証明の発行や損害保険の請求がスムーズになります。

政府広報オンライン「住まいが被害を受けたとき 最初にすること」によると、以下のような撮影方法が推奨されています。

  • 家の写真を外側4方向から撮る
  • 浸水した場合は浸水した深さがわかるように撮る
  • 被災した部屋ごとの全景と、被害箇所を「寄り」で撮る

など、写真の撮り方まで細かく記載されています。被災後はもちろんですが、普段から知識として押さえておくと落ち着いて対応できるかもしれません。

普段からの準備でいざというときに備えよう

水害は地震と違い準備ができる災害です。命を守り、被害を最小限にするためにしっかりと「備え」ましょう。

[参考]

  1. 気象庁「キキクル」啓発チラシ
  2. 政府広報オンライン「住まいが被害を受けたとき 最初にすること」

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